グンゼが医療用インナーに本腰!

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2016.11.29 Tue. 

グンゼが、医療用肌着の新製品を年内に発売する。9月中旬には、がん治療により毛髪が抜けてしまった患者向けの帽子「サポートキャップ」を発売した。本体の生地は肌にやさしい綿100%を使用し、寝返りなどによって頭皮が傷つくのを防ぐ。気分に合わせて選べるカラーバリエーションは特に女性患者からの支持が高い。

ほか、帝王切開など腹部の外科手術を受けた女性向けの腹巻一体型ショーツ「ハイウェストショーツ」を発売する。ゴムを一切使わず、肌や手術痕への刺激が少ない生地が特徴。

同社は、今年2月に機能性肌着で医療用肌着市場に正式参入したが、医療分野においては長きにわたり実績をあげていることは意外と知られていないかもしれない。1983年に、京都大学医用高分子研究センターと共同で、当時主流だった絹やポリエステルの手術糸に対して生体吸収性縫合糸の開発を開始。86年に、損傷部位が回復後、体内で分解吸収される手術用吸収性縫合糸の事業化に国内で初めて成功した。その後も研究所メディカル開発室を設置し、着実にメディカル分野での成長を続けている。

医療機器では吸収性縫合糸のほかにも吸収性縫合補強材、吸収性骨接合材や人工真皮においても高いシェアを誇り、静脈血やリンパ液のうっ滞を軽減・予防する目的の医療用ストッキングは有名である。

今期発売された、肌への刺激を徹底的に抑えることを主眼において開発された低刺激インナー「MediCure(メディキュア) http://www.medicure-gunze.com/」のブランドサイトは2016年9月に開設。グンゼが得意とするインナーの分野で医療と患者に寄り添い、患者一人ひとりのクオリティ オブ ライフ(QOL)の向上を目指している。

プレスリリース
http://www.gunze.co.jp/corporate/news/2016/09/20160909001.html

文・ふるたゆうこ

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