カンファレンス革命! キヤノンITSメディカル×京都大学医学部附属病院でシステム開発

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2016.12.02 Fri. 

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キヤノンITSメディカル株式会社は、京都大学医学部附属病院と共同で医療カンファレンス支援システム「メディカル カンファレンス ポータル」を開発した。

病院のIT化は加速度的に進み、今や電子カルテや画像管理システムなど、インフラは整いつつある。にも関わらず、それらをまとめてデータベース化したり1台のモニター上に複数表示したりといったところまではできず、患者に対するデータ収集の深度にもばらつきが出ることも少なくない。また、カンファレンスのために複数のシステムを使いこなし、データを収集し解析する作業は多くの時間と労力を費やし、医師にとって負担は非常に大きいと言える。

今回開発された「メディカル カンファレンス ポータル」は、カンファレンスで必要な患者データをWeb上で参照することができる。患者の電子カルテ情報やPACS(医療用画像管理システム)、所見など、必要なデータは院内システムから抽出し、それらを1つのビューアに一括表示することができる。これらの情報はすべてデータベース化され、疾患名や所見レポートのキーワードなどから患者を抽出したり、同じ条件の患者をリスト化したりも可能。

電子カルテの導入にあたっては、病床数400以上の大規模病院では目覚ましく整備が進んでおり、その導入率は2002年2.9%だったのが2011年には57.3%に達した。導入当初は戸惑っていた現場も、今や電子カルテなしではスムーズな業務が行えないまでになっていることを考えても、その先を行く「メディカル カンファレンス ポータル」に期待が高まる。

「メディカル カンファレンス ポータル」はカンファレンスの事前準備にかかる時間を大幅に削減できるのみならず、カンファレンス自体もスムーズに進行できる。また、医師からは、「朝の回診時に、受け持ち患者一覧としてタブレットで持ち回りたい。」「オペ室で当日の患者リストを作り一括参照したい。」など、カンファレンス以外の用途でも使えると評価が寄せられている。

この先さらにインフラと機能が整ってくれば、テレワークや在宅勤務に対応できるかもしれない。ダイバーシティの観点でも注目したい。

メディカル カンファレンス ポータル
http://www.canon-itsmedi.co.jp/solution/karte/mcp.html

文・ふるたゆうこ

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