スマホが落ちない!? 世界初のスマホ白衣、クラシコより登場

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2016.12.19 Mon. 

白衣メーカー・クラシコ株式会社は、東京慈恵会医科大学(以下、慈恵医大)の協力のもと、スマホが落ちにくい、かつ取り出しやすい白衣「スマートデバイスコート(通称:スマホ白衣)」を開発した。

慈恵医大は国内の医療機関の先陣を切ってICT医療を進めており、2015年10月に約3400台のスマホを導入済み。ナースコールや医師が資料やデータを持ち歩く際に利用しているが、クラシコがこのほど医療従事者に行った調査によると、「スマホを落とした経験がある:80%以上」という結果が出た。

そこでクラシコが開発したのが「スマホ白衣」。一般的な白衣は、スマホを胸ポケットに入れると落ちやすく、脇のポケットに入れるとバイブに気づかない場合がある。最適な位置と角度を徹底的に研究し、メンズは24.7度、レディースは14.3度という「落ちにくく取り出しやすい角度」を割り出し、生地から開発を行ってきた。

24.7度の胸ポケットにスマホを入れる大和社長。この後、モデル男性がかがんでもジャンプしても逆立ちしてもスマホは落ちなかった。
24.7度の胸ポケットにスマホを入れる大和社長。この後、モデル男性がかがんでもジャンプしても逆立ちしてもスマホは落ちなかった。

デザイン性で圧倒的な支持を集める同社の白衣だが、「スマホ白衣」についてもディテールのこだわりは随所に見られる。スマホ用ポケットの裏側には耐久性の優れたラバー素材が取り付けられており、タブレットも入る大きさの脇のポケットは消毒薬などを携帯できるストラfップ付。このストラップはトリコロール柄でアクセントになっている。

脇ポケットに取り付けられたトリコロールストラップ。使わないときは、ポケットの内側に隠せるようになっている。
脇ポケットに取り付けられたトリコロールストラップ。使わないときは、ポケットの内側に隠せるようになっている。

同社の白衣は一般的な白衣と比べ高価であるが、「スマホ白衣」に関してはスタンダード商品より1万円ほど安いACADEMICモデルも投入。「多くの医師に着てもらえれば、生産の工夫も可能になる(クラシコ・大和社長)とシェア獲得を狙う。「スマホ白衣」は2017年1月より販売を開始する予定。

一般的な白衣(右)とクラシコの白衣(左)。質感もシルエットもその差は歴然だ。
一般的な白衣(右)とクラシコの白衣(左)。質感もシルエットもその差は歴然だ。

慈恵医大のスマホ導入については他大学からも注目されており、実績や規定などの問い合わせも増えている(同大学・先端医療情報技術研究講座 高尾准教授)。今後のICT医療を支える名脇役として、期待が集まる。

クラシコ「スマートデバイスコート」https://www.clasic.jp/sdcoat/
リリース:https://www.clasic.jp/2016/12/13/sdcoat_info/

文・ふるたゆうこ

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