スマホで視力データ計測。そのままメガネ・コンタクトも注文可能。 EyeQueのアイケアテクノロジー

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2017.03.30 Thu.  黒沼由紀子

眼科に行かなくても、いつでもどこでも好きなときにスマホで正確な視力データを計測。メガネやコンタクトの不適合をチェック、そのまま注文も可能。そんなガジェットを開発したのはEyeQueというアメリカ・サンフランシスコのスタートアップだ。製品1個あたり$29.99、日本円にして3,000円台という低コストを実現1し、クラウドファンディングサイトKickstarter では目標の538%の資金調達を達成※2。上陸すれば、スマホ老眼が騒がれる日本でも人気となりそうだ。

EyeQue の開発したEyeQue Personal Vision TrackerTM自宅で手軽に視力検査ができるガジェットだ。そのテクノロジーはMITで発明され、特許を取得済み3

国際光工学会が主催する世界最大のイベントであるSPIE Photonics West 2017のBiomedical Instrumentation categoryではPrism Awardsのファイナリストに選出された4。民生機器テクノロジー産業界世界最大規模のイベントであるCES 2017のInnovation AwardsではBest of Innovationを受賞5するなど、クオリティの高さが評価されている。

必要なのは専用のミニスコープ。それに無料のスマートフォンアプリ「myEyeQue」(iOS、Andoroid対応)だけ。
使い方は簡単だ6。専用のミニスコープをスマートフォンのスクリーンに取りつけて、アプリを立ち上げて片目でのぞきこむ。

赤と緑の線がそれぞれ1本ずつ見えたら「+」ボタンと「-」ボタンを使って2つの線が完全に重ね合わさるように移動させる7

片目ずつ、数回に及ぶ一連の測定をし、検査は終了。

検査データは特許取得済みのEyeQue CloudTMの高度なテクノロジーとアルゴリズムによってすぐに処理される。

結果はダッシュボードで確認。眼科医が処方箋に使用するのと同タイプの内容が表示され、経過の確認やほかの人との比較ができる。スマホやPCからいつでもアクセスでき、かかりつけの眼科医とのシェアも可能だ。

現在の眼鏡やコンタクトレンズが合っているかどうかがチェックでき、何回か測定することで得られるEye Glass NumberTMを使えば、自分に見合った眼鏡をオンラインで注文可能8。眼科に行くことなく、自宅にいながら眼鏡がつくれる仕掛けだ。

Introducing the EyeQue Personal Vision Tracker

EyeQue CloudTMでは個人のデータは安全に保管され、集めた結果を分析しながら学習しているそうだ9。今後もより多くのデータを収集し、目に特化したヘルスケアテクノロジーを促進していきたい考えだ。現在はトップシークレットの新製品プロジェクトが進行中。2018年のCESでお披露目される予定だという10

2016年11月に行ったKickstarterのクラウドファンディングでは3,913人の支援者から総額$134,387を資金調達。目標を538%上回るという大成功を収めた11。現在(3/22時点)は、同じくクラウドファンディングのINDIEGOGOでキャンペーンを行っている。通常より安い$25で購入可能なうえ、世界各地への配達が可能。公式サイトからの購入だとアメリカのみの配達で$29.99。数量限定だそうなので、興味のある方はお早目に12

※1 https://store.eyeque.com/eyeque-mini-scope.html
※2、3、11 http://www.eyeque.com/aboutus#page-top
※4、5  http://www.eyeque.com/home
※6  http://www.eyeque.com/product
※7 https://ksr-video.imgix.net/projects/2661415/video-723867-h264_high.mp4
※8 https://www.eyeque.com/documents/EyeQue-HowItWorks.pdf
※9 https://myeyeque.files.wordpress.com/2016/12/eyequeproductbrochure-2016-12.pdf
※10、12 http://www.eyeque.com/newsdetail?id=422
画像はメディアキットより利用

 

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