姿勢矯正ウェアラブルデバイス、 クラウドファンディングで大盛況

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2017.05.06 Sat.  黒沼由紀子

1日のうちスマートフォンやパソコンを操作している時間をカウントしてみると、大半を占めていることに気づく。姿勢はどんどん悪くなる一方。肩や首、背中の凝りや頭痛に悩まされている方は多いのではないだろうか。そうした状況を反映してか、クラウドファンディングサイトでは姿勢矯正ウェアラブルデバイスが大盛況。注目の最新デバイスを紹介する。

今年3月、首につける姿勢矯正ウェアラブルデバイスALEXがクラウドファンディングサイトmakuakeで目標の約420%、約4,200万円を調達した1

LumoUprightなど既存の姿勢矯正デバイスとは違って、首の角度に着目したのが特徴だ。

首が傾くと、そこにかかる負担は大きく変化する。頭が首の上にある状態で10ポンド(=約4.5キロ)なのが、傾けるにつれて60ポンド(約27キロ)まで上がる。

パソコンやスマートフォンなど画面を操作するとき、前かがみになり首が曲がりがち。この状態が長時間、あるいは繰り返し行われることで首の痛みが発生することを「テキストネック」や「スマホ首」と呼ぶ。症状がひどくなると、慢性的な首の痛みに加えて頭痛や吐き気、頸椎椎間板ヘルニアになってしまうという2

そこでALEXは首の角度に着目。前かがみになり首が曲がって悪い姿勢になると振動。姿勢を正すよう、知らせてくれる仕組みだ。

デバイスは首のうしろにかけるだけ。やわらかく伸び縮みし、フィットしやすい。軽量の素材を使用し、一般的なメガネより軽い1オンス(約28g)。

専用アプリでは首の傾きや頭の位置をリアルタイムでモニター可能。

日ごと、月ごとなど、姿勢についてのデータを期間やグラフの種類を変えて統計的にチェックできる。

アラームさせる首の角度、姿勢の持続時間、振動時間や間隔などのカスタマイズ設定も可能。

フル充電で約70時間使用可能。メガネをかけていても問題なく使用できるそう。

開発したのは韓国発・バイオケミカルのプロ3名によるスタートアップNAMU。姿勢の悪さからくる痛みを薬やマッサージで緩和しようとするのが一般的だが、それでは根本的な解決にはならないという思いがあったそうだ。

首や背骨にダメージを与える悪い姿勢習慣を改善し、よりよい姿勢でよりよい日々を。ALEXはアマゾンなどで$99

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